ドン・キホーテは未読だ

大学3年の頃受けていた文学の授業で、文学の始まりはイリアスにあると言われレポート課題、オデュッセイアと続いた後にドン・キホーテで挫折したのが懐かしい。
この2〜3か月は週1ペースで観劇している気がする。
先週末はパパ・タラフマラの公演「パンク・ドンキホーテ」を観に行っていた。トラフが舞台美術を担当していて、家が部屋単位(構成単位?)で分離して動くまでは夏に観たヤナイハラミクニの作品と同様だが、それが横に倒れて人が乗っかったりするのは面白かったなー。屋根が浮いたり沈んだりするのも何か良かったし、ラストで反転したのは笑った。作品の完成度が高いなーと感心したのは、先々週観た舞台があまりにひどかったかもしれない。終始気になったのは、笑わせまいとするような態度。面白いことをやっているような空気の中でこの態度がずっしりと居座っていた。たまたま僕が観た日がそういう雰囲気だっただけかもしれないが。ただ、「さよならレヴィ・ストロース」ていきなり言ってたとこは、予想外の旬な話題に笑ってしまった。
課題に追われて週に1〜2回は徹夜しているが、1週間後から冬休みなので走り抜けるしかない。今週末は飴屋さんの演奏を聴きに行くしかない。