2008-01-01から1年間の記事一覧

droogも中津もクリエイティブ

「touch droog」展を観に行く@PANTALOON オランダ発のデザイン・ムーブメント、droog designのエキシビジョン。残りわずかになった今年と来年が日本オランダ年で、その一環のイベント。家具デザインをまとまった形で観るのは久しぶりだ、2年前のインゴ・マ…

今年も終わりが近づいてきた

12月になると周囲の動向が何故か気になるもので、連絡を取ったり会って飲んだりしている。元気な人も、踏ん張りどころな人もいる。お互い頑張ろうと言って笑顔で別れる。今年もあと10日だ。来年に向けて気を緩めつつも引き締めていく。 知人の展覧会を観…

久しぶりに演劇をいくつか観る

●France_panの「家族っぽい時間」@AI・HALL 関西を離れてしまったら、この劇団の作品を観る機会も当分無くなりそうだから、ちょっと長く書こう。 舞台美術は、中央にリビング用の丸テーブル。上手奥にベンチ、下手に古びた流し台。会場に入った時には…

連夜の鍋

気づけば台所に、こんなにビールの缶が溜まっていた。節約の目的もあり、外で飲まずに友人を我が家に呼んで鍋、鍋、鍋。3回催して予算は4000円以内、素晴らしいな。下手な居酒屋で飲むより話も弾むし、雰囲気が良い。この冬は家鍋だ。 最近観た映画 「…

定点観測

岩下徹の放下21を観る@京都芸術センター 無音、即興、60分という条件でのソロダンス。約3年前にアイ・ホールで放下19を観て以来だが、観る側にとっても定点観測的である。音楽はなく舞台美術もライティングも最低限の舞台で、鑑賞者はひたすら目の前の…

公演のお誘いメールが来るも…

役者で頑張ってる知人から公演のお誘いメールが来たが、悩むのである。最近全く舞台を観れていない。松田正隆演出も下鴨車窓も昼の月も壁ノ花団もデス電所も見逃している…あー… 観たいのは山々だが、今の僕の状況だと舞台は優先度がちょっとばかし低い。しか…

街道をこぐ

司馬遼太郎記念館を訪れる。歩いていくのはさすがに厳しかったので、自転車をこいで約一時間強。上本町まで下り、鶴橋⇒今里と街道を進む。景色の変化の甚だしさには改めて驚くばかりである。写真は東成区の住宅街の中にぽつんと置かれていた自動販売機。この…

先週末、京都

先週末に友人の結婚式、二次会から参加。何て幸せな時間・空間なんだろう。何処を見ても祝福の笑顔ばかり。嫌な顔を見ることなどない。こんな感動的な場って他にあるのだろうか。3,4年ぶりな方々もたくさんいらしゃった。立派になった顔を見ても変わらな…

ボーダレス・アートミュージアムNO-MAに想うアートへの眼差し

ボーダレス・アートミュージアムNO-MAで開催中の企画展『飛行する記憶』を訪れる。ここに行く時はいつも、前の日の晩に滋賀在住の友人宅に泊めさせてもらっている。感謝。 4組のコラボレーション展。アーティストとして社会に生きる人(生きた人)と障害者…

「この時代に想うテロへの眼差し」読了

先週末、京都造形の公開講座に行った後で知人の展覧会を二つほど覘く。この時期の京都バスはなるべく乗りたくない。■大学時代の恩師が出展していた写真展へ。京都の町屋を利用した喫茶店の二階に設けられた展示スペース。 最近、著名アーティストの作品展ば…

高橋悠治の講義を受ける

高橋悠治レクチャー・コンサートへ@京都芸術劇場春秋座京都造形芸術大学大学院の連続公開講座特別企画であり、現代音楽シリーズ2008のイベントの一つであるが、何にせよ高橋悠治の演奏が千円で聴けるなんてとんでもない機会、と思い足を運ぶ。 演奏等を…

「建築は詩」、読了

先週末、ハーフマラソンを走る。記録は目標を達成、1時間19分12秒。やっと80分を切った。 大会前に練習不足となっていたのが終盤で響くも粘れた。何とも心地よい達成感。何より一緒に走った連れとの宴会は格別である。しばらくは走るまい、次は春を照…

やはり行っとかないとということで横浜トリエンナーレへ

横浜トリエンナーレ 2008へ。今月までだし、今行かないと訪れるタイミングを失ってしまうと腰を上げた。写真はトリエンナーレと関係ありませんが、飯田善彦設計のピア赤レンガ。このアノニマスさは好き。 酷評が多そうな気がする。僕も楽しめたとはとても言…

東京滞在中

「美しい青い風が -I Love Art」展@ワタリウム美術館へ。 かなり内容の濃いコレクション展。世界に名立たる作家達と交流のあった館長の文章が、それぞれの作家像をリアルに伝えていた。ホワン・ヨンピンの作品が印象に残っている。 ワタリウムを訪れたのは…

京都アートウォーク2008へ

京都アートウォーク2008が10月25日から始まった。早速初日に訪れる。 開催期間は10日間と短いながら、京都の高名な建造物を展覧会場とした面白い試み。何より楽しみにしていたのは、川俣正のサイト・スペシフィック・ワークを初めてその場で鑑賞できる…

観る観る読む読む

金曜の夜、走る。約1時間、約15キロ。先々週よりも2分半早いペース。この日はジョンスぺ。Acmeアーティスト: Jon Spencer Blues Explosion出版社/メーカー: Mute発売日: 1997/04/28メディア: CDこの商品を含むブログ (4件) を見る 週末観た展覧会 青春の…

絵画をちょっと観よう

大会一ヵ月前ということで、長めの距離をに走る。90分間、約20キロ。残り5キロはしんどいながらもそこまでペースは落ちない。ROVOとRADIOHEADでペースを保つ。RADIOHEAD、ライブどうだったのだろう。CONDORアーティスト: ROVO出版社/メーカー: WONDERGR…

京都観たものメモ

今夜も走る。村上春樹に倣ってBECKで走る。かなり調整はうまくいってる、ある程度のスピードにも体がついてくる。Gueroアーティスト: Beck出版社/メーカー: Geffen Records発売日: 2005/03/29メディア: CD クリック: 20回この商品を含むブログ (243件) を見…

10月5日:『呼吸機械』

もう一生の中にこのような舞台は二度と観れないんじゃないか。 維新派の新作を観に行く。僕にとっては初めて生で観る維新派の野外公演。 そして、この日は雨。 全身レインウェアに身を包んでの2時間の観劇。パフォーマーは2時間雨に打たれながらプレイ。 …

「未来を作り直したい」

今日の日経新聞の夕刊、一面は世界経済の危機的状況が1面を独占しているが、最終面に黒沢清が載っていた。 映画で『未来を作り直したい』のだと語っている。 関西でも今週末から公開の『トウキョウソナタ』の監督、黒沢清がこのような映画を撮る(未見です…

「聖家族」発売ということで

古川日出男の朗読会へ@ガケ書房 先週末に発売された新作「聖家族」刊行記念のイベント。ちなみにこの本、最近の古川作品では考えられないほど厚い(右の写真で一冊やけに厚い本がそれ)!約740ページ、渾身の長編だろう。この作品が挑んだ相手はサグラダ・…

建築の終わりと始まり

台風も来なかったし、走る。昨夜はBAJOFONDOで走る。良いリズム。Bajofondo Tango Club Presentsアーティスト: Luciano Supervielle出版社/メーカー: Verve発売日: 2005/07/04メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る先週末サボってい…

東京観たものメモ

3か月も訪れなかったら、観たいものはたまるたまる。 それにしても、東京アートビートのカバーっぷりは凄い。「最も人気」と「コメントの多いイベント」で見逃すべきではないイベントは出そろっている。 関西アートビートの運営団体は見つからないのだろう…

横須賀へ、浦賀へ

3連休を使って約3か月ぶりの関東へ。お金はないが、もう少し頻度を上げたいものだ。 横須賀へ、浦賀駅からバスで横須賀美術館へ。前から行こうと思っていただけに、やっとだ。こんな長閑な街に黒船来たら、さぞかしたまげたことだろう。 まずは企画展につ…

ランニング再開

一ヵ月半のブランクを経て再び走り始める。ひとまずの目標は11月のハーフマラソン。 調子を確かめながら走る、内橋和久で走る。RHYTHMアーティスト: 内橋和久出版社/メーカー: リトルモア発売日: 2003/08/20メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブロ…

最近見たものをメモ

最近見たDVD 「ヴァンダの部屋」:ペドロ・コスタ監督の新作が今月下旬から上映、ということでちょっと慌て気味に観る。非常に鮮烈な印象を観る人に残すのではないか。僕は残された。 観ている間は、廃墟のような街に暮らす人々の生活をヴァンダを中心に只々…

師匠に会う、同居人の兄訪れる

以前教えを乞うていた人と初対面の人に、今後の取り敢えずの自分の身の振り方を報告した。 二人とも大いに賛同してくれた、予想外にも。ありがたい、頑張っていきたい。もう脇目も振ってられない時期に近付いているのかな。しかし、日々の生活脇目は振りたい…

もう撤去はされない

撤去された自転車を取りに行く。 凄い数の自転車、約6000台が保管されているそうだ。高架下の異質な光景。 ついでに、近辺の建築を見学。磯崎新建築を二つ、国際花と緑の博覧会の国際陳列館(現:生き生き地球館)と水の館(現:鶴見スポーツセンター)…

アフロレゲエ、かっこ良い

何故か「ノルウェイの森」を読了してしまった。ノルウェイの森 (上) (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 1991/04メディア: ペーパーバック購入: 3人 クリック: 32回この商品を含むブログ (139件) を見る旅行中に、夏休みな一冊という…

友人は大学時代、カメムシが口に入ったと言ってた気がする。

今考えても、それはかなり地獄である。 知人(先輩)がマダガスカル島へ行くことを聞いた、来年から2年間。 マダガスカル島は、それ一つで独立した島国だそうだ。公用語は現地語とフランス語だそうだ。完全に未知の世界である。御無事で。 大阪市立自然史博…