京都観たものメモ
今夜も走る。村上春樹に倣ってBECKで走る。かなり調整はうまくいってる、ある程度のスピードにも体がついてくる。
- アーティスト: Beck
- 出版社/メーカー: Geffen Records
- 発売日: 2005/03/29
- メディア: CD
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先日、維新派観に行く前に京都で展覧会を覗いていたのだが…
dual pointsを観る@京都芸術センター
高木正勝とsoftpadによるメディアアートの展覧会。
softpadのインスタレーションは面白い。ギャラリーの中央に置かれた白いテーブルの上にコップが4つ。その中にはipodのスピーカーが置かれている。
テーブルに近づくと、テーブルの端から端へ映像が映し出されては消えていっているのに気が付く。
それは、様々なテーブルでの日常風景だ。食べ物が置かれてたり、本が置かれてたり、飲み物が置かれてたり。ipodのスピーカーからは、その映し出された風景に呼応したような様々な音が途切れ途切れに流されている。
流れるような映像と音によってその場にいる人に様々なイメージを喚起させる。観ていて飽きない。
テーブルから離れてみると、ギャラリーを訪れた人たちがテーブルを囲んで覗き込んでいる。その光景がまた面白い。
dumb typeのメンバーも参加しているようだし、ちょと去年の坂本龍一と高谷史郎のインスタレーションを思い出した。上下逆ですが。pHもか。
高木正勝は…らしい音楽に躍動感溢れる映像だったり、そうでなかったり。特筆すべき点はなかったように思う。評価は分かれるのかな。綺麗だけど、物足りない。
これまでの作品と基本的に変化はないと思う。
豊かな眼差し マルティーヌ・フランク展を観る@何必館・京都現代美術館
故ブレッソンの夫人である写真家の展覧会。今は写真を観るのが、写真家の視る目を観るのが個人的に楽しいのである。
壁に映る木の影、その壁の後ろには影となっている木と同じような木が。伊東豊雄のトッズ表参道ビルとリンクしてしまうじゃあないか。