もう撤去はされない
撤去された自転車を取りに行く。
凄い数の自転車、約6000台が保管されているそうだ。高架下の異質な光景。
ついでに、近辺の建築を見学。磯崎新建築を二つ、国際花と緑の博覧会の国際陳列館(現:生き生き地球館)と水の館(現:鶴見スポーツセンター)。
鳥の巣も20年後にはこのようになっているのだろうか。
耐久年数とは別の「寿命」が来ているように感じる。国際陳列館は、当時は相当な迫力があったんだろうな。
水の館のテンセグリティ構造は、見た目にも相当面白い。
公園のエントランスは良い、汚くなっているが。日本らしくないかな。
「春琴抄」を読了。
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時間・金銭的な理由から観に行けなかった代わりに文庫を購入したのだが、読み始めるまで半年もかかってしまった。
結論から言えば、僕にはこの作品の素晴らしさを堪能できる程の素養を持ち合わせていないようである。
マクバーニーと同様、「陰翳礼讃」から入って、この作品を読むと一層面白いのかもしれない。僕は100ページくらいで止まっている。
句読点の極端な少なさ、無改行は凄く興味深い。読みながら地点の舞台を思い出さずにはいられない。
もちろん三浦基の演出する台詞とは異なるが、二文が一文になれば、必然とフォーカスが当てられる箇所は変化する。
マクバーニーの「春琴」の舞台には、朗読者がいたらしいが、どんな朗読だったのだろうか。
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