最近見たものをメモ

最近見たDVD
「ヴァンダの部屋」：ペドロ・コスタ監督の新作が今月下旬から上映、ということでちょっと慌て気味に観る。非常に鮮烈な印象を観る人に残すのではないか。僕は残された。
　　　　　　　　　　観ている間は、廃墟のような街に暮らす人々の生活をヴァンダを中心に只々流れるように、時間軸が無いかのように映されていくように思ったものだが、違った。
　　　　　　　　　　観終わった後思うのは、この作品には太く重いストーリーがずっしりと腰を据えている。それでも坦々と３時間の長丁場。僕には未だ３割くらい楽しめていない気がする。３年後だ。
　　　　　　　　　　新作「コロッサル・ユース」のコメントには青山真治、中原昌也、阿部和重等々。これらの監督・作家が好きな人には間違いない筈。

ヴァンダの部屋 [DVD]

「ベルリンフィルと子どもたち」：ずっと観ようと思ってた映画、感動作。ストラヴィンスキー好きな人は必観だし、舞台好きにも、教育に携わる人にも。本当に多くのことを学ばせてくれる。

ベルリン・フィルと子どもたち スタンダード・エディション [DVD]

予告編があった。ドイツ語はさすがに聞き取り不可だけど。

「ノクターン」：新作の公演まであと一か月ということで、維新派の５年前の舞台を。場転の多いこと多いこと、スタッフ本当に大変だっただろうな。この作品を劇場で観れたなら圧巻だっただろう。
　　　　　　　　やはり画面上じゃなくて舞台上を観ないと。
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「Ashes and snow」：グレゴリー・コルベールの「Ashes and snow」展で公開されていた映像のDVD。時々無性に見たくなる作品。動物とのコンタクト・インプロ（？）は本当に圧巻。
DVDとちょっと違いますが…

本も一生物。ただ、友人はカビが生えてしまったそうなので、注意。

Ashes and Snow Tokyo Exhibition Catalog (Ashes and Snow Books)