ランニング再開

一ヵ月半のブランクを経て再び走り始める。ひとまずの目標は11月のハーフマラソン
調子を確かめながら走る、内橋和久で走る。

RHYTHM

RHYTHM

走りながら鈴虫のリアルな鳴き声がこの音楽に入ってくるのは、何とも素敵。しかしそれを楽しめる余裕があったのも4曲目くらいまでか。
脚力はさほど錆びついてはいないことに安心。問題はやはり心肺機能。呼吸器官に8割くらいの負荷をかけていく。となると、足には5,6割くらいの負荷。
7曲聴いてフィニッシュ、40分くらい。まずまず、これからだ。


・最近観た舞台
contact Gonzoの舞台作品を観る@OBP円形ホール
ダンスのコンタクト・インプロヴィゼーションのメソッドのユニークでコンテンポラリーな解釈としての殴り合い・蹴り合い・掴み合いだと僕は捉えているが、
まず、その方法論は凄く面白い。思わず笑ってしまう人は少なくないだろう。向かい合ったところで唐突に躊躇なく頬をぶってるんだから、そりゃ笑っちまうよ。もしくは唖然とするか、そのハプニングに。
これは、百聞は一見に如かず。You Tubeを見てみると分かる。BIGMAN前だけに、これはちょっと躊躇ありそうだが…

これが舞台作品となると、本作品に関してはしかめっ面をしてしまう。さまざまな表現者達が舞台上にいて自由という言い方をすれば聞こえ良くなるが、構成力にかけ過ぎている。敢えて野放しにしたのだろうか、それが多視化にも繋がるだろうけど、60分超えると無理。ちょっとひどい状態になってた…うーん、僕には。もう少しディレクションは必要。
contact Gonzoにしても、(もちろん一つ一つの動きはすべて違うけれども)後半変化が感じられなくなって、同じ景色の移り変わりをずっと観ているような気分になっていった。終盤組みがなくなって打撃ばっかりになっていたのは、興味深かったが。そうなっちゃうんだ、と。
予想以上に面白かったのだけど、舞台作品はもう観ないかな。


・最近読み終えた本
石山修武「建築がみる夢」

建築がみる夢

建築がみる夢

展覧会に行けなかったので、本を読み耽る。石山さんの仕事はとても好意を抱いてしまう。建築物よりもそのプロセスやアイディアが前面に出ている。そういう本(展覧会)の構成だからというのもあるが、それを差し引いても他の建築家とは一線を画している印象。ひろしまハウスも無人島のプロジェクトもなんて興味深いんだ。
本自体も展覧会のカタログとは思えないくらいで、本だけでも十分楽しめる内容になっている。
個人的に驚いたのは、石山さんが撮ったであろう、カラフルタウンと名付けられたバルパライソの街並みの写真。カラフルタウンなのに何故かセピアなこのページ(72ページ)の写真と同じ場所を僕も撮っていた。僕の方が、距離近いけれども。僕にとってはちょっとしたサプライズであった。

ついでにほかの写真も載っけよう。

年内には、国内で石山さんの建築を何処か訪れてみたい。