先週末、京都

先週末に友人の結婚式、二次会から参加。何て幸せな時間・空間なんだろう。何処を見ても祝福の笑顔ばかり。嫌な顔を見ることなどない。こんな感動的な場って他にあるのだろうか。３，４年ぶりな方々もたくさんいらしゃった。立派になった顔を見ても変わらない顔を見ても嬉しい。そんな顔達に囲まれた新郎新婦、どんな心持ちだったのだろう。今度会った時に聞いてみたい。本当に本当におめでとう、末永くお幸せに。

午前中は観光。朝、東京から来た友人を迎えに行く＠京都駅。観光ピークシーズンの休日朝の京都駅は初めてだったが、凄い。大型のコインロッカーがどれも既に使用中、朝８時。バス停には各方面行列が出来上がっている。これが観光都市京都か。２５年に１度のご本尊御開帳ということで清水寺へ。痺れます、あれだけの人がいながら緊張感が損なわれない空間。古建築に関して全くの無知だが、本堂の正面(？)門の開閉、横開きではなく縦開きなのだ。毎朝、あれを持ち上げるというのは何て手間だろうか、何故。これについてはちょっと調べてみたい。

竜安寺行くが、すごい人、人。それでも多くの芸術家達をこの寺が惹きつける理由はよく分かる。次回、早朝に訪れたい。

最近観た展覧会
椎原保展『時の風景』を観る＠京都芸術センター
時の風景とは難しいタイトルである。同時に風景の建築という作品が展示されていたが、これまた難しいタイトルである。僕には、これらの作品に身体も時間もあまり共有できなかった。

ゼラチンシルバーセッション08展Save The Film＠ARTZONE
展示趣旨に尽きます。こうした運動が起こっていることが素晴らしい。もっともっと活動が拡大していくことを祈ります。帰りの電車で隣に座ってた女の子はフィルムカメラでした。

最近観た映画
「ロシアン・ドールズ スパニッシュ・アパートメント2」：続編をつくる必要なかっただろうに。んー、残念だ。

ロシアン・ドールズ スパニッシュ・アパートメント2 [DVD]

「欲望」：約３年ぶりに観る。同時代の作品「さすらい」や「夜」と比べてもやはり異質な作品であることを再確認、何て秀逸。音楽がハービー・ハンコックてことを今まで知らなかった。

欲望 [DVD]

　
この作品の土台となっている「悪魔の涎」も久しぶりに読む。以前よりは読み取れるようになっている気はするものの、まだまだ時間がかかりそうである。

悪魔の涎・追い求める男 他八篇―コルタサル短篇集 (岩波文庫)