建築

気づけば12月

労働と勉学の日々だ。のんびりする時間が無いので部屋がどんどん散らかっていく。並行して何冊かの本を読んでいるのだが、「メイド・イン・トーキョー」は先々週くらいに読み終えたのだった。今更ながらの本かもしれないが、東京で生活し始めてから読もうと…

街の繋がり

あっという間に10月も終わり。いろいろ計画的に進めていかないと、瞬く間に学生期間が終わってしまいそうだ。 先週は神田付近と武蔵小金井へ。今週は展覧会観に初台に、明後日は中野→西巣鴨→六本木。自転車の1時間走行が全く苦にならない。平坦な道が多い…

駒場へ

初めて駒場へ行ったのだが、家から近かった。自転車で約20分、東京広いようで案外狭いな、としみじみ。隣駅の辺り(池ノ上)も含めて、こじんまりとして印象良い。前川國男設計の住宅を観る。丹下健三が担当していたようだが、玄関部の開口から入る光が気…

自転車でウロウロ

心地よい天気が続くので、何かと自転車で動く。遠いと思ってた場所が案外近かったり、電車では感じられない街と街の繋がりとか、いろいろと発見は多い。良い季節になってきた。 日曜、黒田育世と古川日出男のアーティストトークを聞きに青山ブックセンターへ…

友人の帰国

イギリスとフランスからそれぞれ友人が帰国していて、会う。食事情でも何でも話を聞くのが以前より格段に楽しい。あと、写真を観るのがすごい楽しい。建物や階段、道路に目がいってしまう。最後に海外行ってから、もう2年半経っている。来年は必ず行きたい…

読書の秋のようだ

読書以外にやりたい事はいっぱいあるのに、ついつい本を読んでしまう。面白いんだものと言いたいが、もう少しスケジューリングする必要がある。 7歳年下の女の子に、会社員を辞めて再び学生をやっていることが理解できないと言われる。どう説明したものか、…

10日:水戸芸術館と古河総合公園

10日は青春18切符の有効期限日。1日分だけ残っていたので、日帰りで水戸市と古河市へ建築を観に行くことに。 勝手な想像で、水戸は歴史を色濃く残す街かと思っていたが、駅から水戸芸術館までの無表情ぶりにびっくり。そして、この磯崎新の設計は如何な…

7日:松本→安曇野→小淵沢→東京

7日、6時起床。朝食前に散歩。松本市美術館の外観や草間彌生の彫刻を見た後、まつもと市民芸術館の外周を歩く。歩きながら、この規模だと僕が魅力だと思う伊東豊雄の建築の良さが出ないように感じる。それは建物としての力強さのようなものなのだが、直線…

6日:茅野→松本

茅野市民館を観た後、徒歩30分ほどで神長官守矢史料館へ。ちょっと道を間違えてしまって周囲を見渡すと、住宅の中に一風変わった建物が見える。この建築も捉えどころのない外観をしてして、シンメトリーやアシンメトリーの枠を軽く超えてしまっている。エ…

6日:東京→山梨→茅野

6−7日の二日間で山梨、長野の建築を観る。 6日、朝6時に中野を出て長坂駅へ。清春芸術村を訪れる。印象に残った建築をいくつか。 清春白樺美術館:谷口吉生の設計。中央に築かれた水路を見ているとソーク研究所が頭に浮かぶ。ロダンの彫刻が展示されてい…

金持ちにはなれないようだ

初対面のおばあちゃんに、あんたは金持ちにはなれないと言われてしまった。まあ、間違いではないだろう。お金持ちは、お金持ちになりたいと思っている人がなるものだろう。そういう欲、と言うか、なりたいと考えたことが無いから、そこをしっかりと見られた…

久しぶりに病院へ行く

みぞおち付近の違和感が治まらず、念のため検診を受ける。レントゲン写真や血液検査による結果は問題無し。嬉しいことだが、無駄に4,000円かかったようで悲しい。未だに違和感はあるのだが、もう気にしないようにしよう。話は変わって、訪れたクリニックの隣…

『資本論も読む』を読んでいると

楽しくて、本分であるはずの建築の勉強に手がつかない。 来週から9月ってことは、青春18切符がもうすぐ使えなくなってしまう。確認したら10日までなのに、大阪に帰った時に購入したのが3日分も残っているので早く使わないと。ということで、来週か再来…

気づけば週が明けている

金曜、授業のレポートを提出後に数人で呑む。呑んだ後で酔い覚ましにファミレスへ。久しぶりのファミレスは楽しい。一緒にいた人は、6年間公務員した後に今の道を選んだようだ。バイト先の社員は8年間務めた会社を辞めて今の道を選んだようだ。その年月を…

深夜に鳴く蝉

深夜に聴くセミの鳴き声は何か悲しい気持ちを喚起させられる。東京の気候の変化が、セミの昼夜の感覚も狂わせてしまったのだろうか。 関西に数日戻っていた。往復共に18切符にて移動。春に9日間かかった道のりが、新幹線使わなくても9時間程度であった。…

塗装工事完了

3日ほど家を不在にしていたら、家の塗装工事が終了していて工事用の足場が全て撤去されていた。これで再び静かな日々が送れると安堵。気分良く8月を始められるのである。その3日間、春の引越し以来にまとめて建築を観たのだが、印象に残っている建築をい…

久しぶりに展覧会に足を運ぶ

学校の課題もテストもほぼ終わり、久しぶりに展覧会に足を運ぶ。 カンポ・バエザ 「The Creation Tree」 @ギャラリー間:カンポ・バエザは、両手で数え上げられる好きな現代建築家の一人である。何か悔しくなってしまうような作品群はシザの建築に抱く感情と…

レポートを書いているのだが

今朝、レポートの資料集めに図書館に行ったのである。借りた本の一つに隈研吾の「自然な建築」がある。この本を読んでいると、今回借りた本の書名と返却日が記載された紙が挟まっていた。その内容は、「自然な建築」、「環境建築読本〜」と「場所の空間学〜…

サインに弱い

古川日出男にサインしてもらってからか、サインに弱い。てことで、内藤廣の新著を予約で買ってしまった。建築のちから作者: 内藤廣出版社/メーカー: 王国社発売日: 2009/07/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る本は…

苦闘中だが

設計課題に光明が見える、見えてる気がする。池田亮司とエルネスト・ネトの二人の作家からの引用。 最近観た舞台 『あたしちゃん、行く先を言って』@川崎市アートセンター 地点は裏切らない。3年くらい前にこんなことを聞いた気がするが、本当にそう。今回…

鋭意

模型製作中である、ジャコメッティを想いながら、一刻者を呑みながら。自分は実は夜型ではないのか、と、この歳になって思う。流している音楽は何だかな、テニスコーツが多い。ハードではなくソフトを重要視する。その姿勢が音楽にも出ている。今日はもう寝…

聴く音楽

東京に来てからの約一ヶ月間、二つの家を7:3くらいの割合で行き来しているのだが、それぞれの家で聴く音楽が自然と異なるのが面白い。一方ではアルゼンチン音響派とかPARAとかROVOとかONJOとかレディオヘッドとか。他方ではビートルズ、ストーンズ、ロバ…

部屋を探している

気づいたら、東京に来てもう一ヶ月が経っている。てことは自分の家を引き払ってから約2ヶ月、もういい加減部屋を借りる頃合いだ。勉強できる環境づくりの為にも自分の部屋はやはり必要。納得のできる部屋を今月末には決める。広くて安い部屋。最近観た展覧…

土台は固まってきた気がする

宮沢章夫が著作の中で文学の有無みたいなことについて語っていて、それについて考えることがよくある。これは建築でも音楽でも何でも極めて重要なことだと思っている。先日、ポスト〜世代の旗手みたく打ち出されているCDを借りたのだが、作品とは別に小冊子…

旅的引越し8日目:伊豆半島⇒鎌倉

3月24日 7時起床、宿泊地で朝食。500円とは思えない豪華さ。漁師たちの作業を眺めながら食べる、メザシが美味しい。8時半過ぎ、戸田を出発。伊豆半島を更に南下、松崎にある伊豆の長八美術館を目指す。宿の人には、戸田→土肥間の峠道がしんどいけど…

旅的引越し9日目:鎌倉⇒東京

3月25日 今日が最終日、引越しが無事に終了する。宿泊させてもらった彼が仕事の為に7時半に出ていくが、家でゆっくりさせてもらう。風呂に入ったり、朝飯を食べているうちに雨が降り始める。また雨か。洗濯する暇がなかったので、今日で3日連続同じTシ…

旅的引越し4日目:名古屋市⇒岡崎市(愛知)

3月20日 9時頃起床。朝食、美味しいパンをご馳走になる。10時出発。まずは名古屋市美術館へ。所蔵展だったのは、僕にとっては嬉しい。荒川修作の作品は印象に残っている。あとは、岡本太郎。メキシコの作品は確かに揃っているけど、現地で観ただけに質…

旅的引越し5日目:岡崎市(愛知)⇒浜松市(静岡県)

3月21日 風にも負けず 起床が少し遅れる、10時半にネットカフェを出る。銭湯でゆっくりとし、サロンパスを張っていたおかげか膝の調子が良い。岡崎市美術博物館へ、美術館の前で子供たちが遊んでいる。すごく快晴である。ゆっくりと見学をしていたら、…

旅的引越し6日目:浜松市(静岡県)⇒静岡市

3月22日 雨にも負けず 9時頃起床。窓を開けると既に雨が降り始めている。雨仕様の荷造りを済ませて、10時過ぎに出発。内部見学を事前にお願いしていた駿府教会を訪れる為に15時過ぎには静岡駅に到着しなければならない。出発してしばらくすると雨が…

旅的引越し7日目:静岡市⇒伊豆半島

3月23日 6時半起床。友人の出勤前に静岡駅に連れて行ってもらう。朝食をとりながら今日の移動ルート等を確認、伊豆の長八美術館まで行ってみせる。9時過ぎに駅付近の自転車屋でパンク修理と点検をしてもらう。あと3日間走り続けられるように。修理後、…