旅的引越し6日目:浜松市(静岡県)⇒静岡市

3月22日
雨にも負けず
9時頃起床。窓を開けると既に雨が降り始めている。雨仕様の荷造りを済ませて、10時過ぎに出発。内部見学を事前にお願いしていた駿府教会を訪れる為に15時過ぎには静岡駅に到着しなければならない。出発してしばらくすると雨が弱くなり、快走を続ける。違法にもバイパスを走っていたら、あっという間に掛川市に到着。時間にも余裕があったので北上してねむの木村を目指したのだが、結構遠い。村内にある美術館にある二つの美術館を見学。見学が終わる頃には、雨が猛烈に降り始める。ここからが大変だった。1号線が自転車走行不可の為に側道を走るが坂が続く。峠越えまでしなければならなかった。雨で思うように走れないところに膝痛も加わり、進まない。そんな時にトラブルが発生した。静岡市に入る手前のトンネル付近で後タイヤがパンクしてしまった。修理しようとするが、既に日が暮れかけていて手元が見にくい上に雨も風も強く困難。修理を諦めて、歩くことに。静岡駅まで約2時間。しかし、全然心は沈まず、強い思いが湧き上がっていた。19時半ごろ静岡駅で友人と合流。駅前で晩御飯をご馳走になるが、空腹感が止まることを知らない。僕はひたすら食べるが、友人はそれにしても早いペースでひたすらビール飲んでいた。最終バスで友人宅に到着。バッグの中を見るとほとんど雨に濡れてしまっていた。やはり疲れが溜まっていたせいかすぐに就寝。時刻は1時過ぎ。

今日観た建築物
ねむの木子ども美術館坂茂藤森照信による二つの美術館がある。藤森さん設計の「どんぐり」はおとぎ話に出てくるようなお家、といった感じ。展示されている作品と調和している。秋野美術館同様に内装も印象的。今回の引越しで藤森さんの建築を初めて体験することができたが、藤森さんの素材の使い方は直に感じることで本当の良さがわかる。