観に行ったもの、いくつか

先々週くらいに古川日出男ナイトで久しぶりに朗読を聞いた。一年ぶり、京都のガケ書房以来だ。その時も「MUSIC」を聴いて、すごい興奮して、コンビニで即効ビールを買った記憶がある。今回はそこまでの興奮はなかったものの、自分も頑張らねばと、古川さんの姿勢に励まされる。


先日、乾久美子の公演を聞く。率直な感想として、凄い際どいデザインだと思った。一歩間違えたら学生作品になっちゃいそうなコンセプトだけど、そうはならない力を感じた、膨大なエスキースに因るものだろう。凄い面白い内容だった。隈研吾展は行きそびれたことは、残念でならない。

太田省吾展に行く。小町風伝の映像をぼーっと眺めていた。4年前くらいに観た太田さんの作品を思い出す、あれは凄い良かった。いくつか掲載されていた言葉に心打たれる。

フェスティバル/トーキョーのイベントで飴屋法水黒田育世山川冬樹の野外パフォーマンスを観る。22時からの野外パフォーマンス1時間はとにかく寒かったのだが、いろいろと面白くて貴重な体験だった。どこからどこまでが演出なのか分からなくなる野外の面白さを引き出す飴屋さんの演出は、当時の野外公演はこういうものだったのだろうかと考える。黒田育世は序盤面白かったのだが、序盤までだった。ラスト、黒田のテクニックではなく、山川冬樹の楽器をひたすら蹴り続ける姿に視線が集まっていた。


今から課題に取り掛かる。明日の朝ギリギリまで粘りたい。自分で納得のいく形に少しでも近づける。今夜が終われば、とりあえずは休める。散らかりきった部屋を片付けられる。