東京滞在
週末の東京滞在をふり返る。
1日目:・21_21 DESIGN SIGHTにて「21世紀人」を鑑賞。
広告かなり力を入れているのに、休日にも拘らず観客がかなり少ない…
けど、それも納得の内容。チョコレート→ウォーターと来て、21世紀人は如何なものか。
・テリー・リチャードソン、ボブ・リチャードソンの写真展訪問。原宿と六本木。
息子の写真は最高だった。次の日の夜、ジャッカスのDVDを観て爆笑。
父親は、同年代ならヘルムート・ニュートンの方が面白いかな。
・国立新美術館のARTIST FILE2008を観に行く。
ここで特筆すべきは、入口で配布していた子ども向けのミニガイドブック。面白い試みです。
2日目:・石上純也建築のKAIT工房を訪れる。本厚木からタクシーで20分と割と遠出。
大学校舎を抜けると、いきなり全身ガラス張りで無数の柱がそびえる箱が出現する。びっくりしてしまった。
このプランを押し通す建築家も凄いし、受け入れる学校も凄い。
KAIT工房を観に行くなら、この季節が絶対に良いと思う。ガラスに新緑の木々が映し出されているのが、詩的に美しかった。
それにしても、柱といい家具といい薄い!!!
・東京に戻り、メゾンエルメスのギャラリーで開催されているサラ・ジーの個展を観る。
昨日のフラストレーションを晴らして余りある素晴らしい作品。
床に正方形の鏡を並べているのだが、そこにレンゾ・ピアノ建築のガラスが映し出されて、それを眺めていると自分の立ち位置が不確かになる。
上から見下ろすと、その鏡の中の世界に飛び込みたくなる、そのくらい美しい作品。けど、すごいワクワクもさせる形容の難しい作品。
サラ・ジーの作品を観るのは金沢21世紀美術館の開館展以来3年半ぶりだが、当時よりも純粋に楽しめてる自分を確かめることもできた。
・森美術館で、「ターナー賞の歩み展」を鑑賞。デミアン・ハーストの作品を生で観れたのはすごく貴重。
リチャード・ロングの作品が、直島で観た時ほど面白くなかったのは、「場」の大切さを感じさせてくれる。
3日目:・目黒寄生虫館へ。圧巻、これが一番凄かったかも。
その間観た映画、「マリーアントワネット」「リストランテの夜」「ジャッカス」。
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