仕事終わり

dadawo2009-02-08

先週金曜日で仕事が終わった。怒涛の引継作業で実感無し。最終日の夜に何でインボイスを作成してたんだ、俺は。ともあれ、実感無くてもすぐにバイトを探さなければならない。引越の荷造り、いくつかの手続きを済まさなければならない。とりあえず頭は刈った。
大阪での生活も長くても残り約一ヵ月だ。大阪府内の観光ページを見てたら、訪れてみたい場所がいっぱいあるのに今更気づく。7年間も住んでいたのに…もうちょっと時間が欲しい。水陸両用バスに一度くらい乗ってみようと思ったが、いやーちょっと高いよ。ちなみに今週、大川を走っているのを初めて観た。不思議な光景だ、沈んでない。通勤途中に陸上で駐車しているのはよく見かけていたが、いざ川走ってるとやっぱり驚く。この面白い車体デザインは日比野克彦だったのか。
http://www.osaka-ducktour.com/osaka_ducktour.html
その大川には、お気に入りのアノニマス建築物「桜ノ宮水位観測所」がある。通勤時、この無言の佇まいにいつも励まされていた。ありがとう。


最近読んだ本
旅。建築の歩き方」:これから1年半は海外行けないので、本読んで我慢するかと思って買った本。我慢できないよ、余計行きたい。旅の話から結構飛び出している感のある原さんや石山さんの話が特に面白かったか。当たり前だが、旅を重ねる上で自分なりの歩き方を身につけるものだと教えてくれる。中米がほとんど出てこなかったのは少し悲しい、ガルダイヤ多いな。最後の海外旅行からもう2年経っているし、パスポートも有効期限が切れてしまった。自動車免許も期限切れそうだ。

旅。建築の歩き方 (建築文化シナジー)

旅。建築の歩き方 (建築文化シナジー)

クワイエットルームにようこそ」:ブックオフで100円だったので思わず買う。ブックオフの値付け方が未だに解らない。何故この本が100円?ありがたいから良いんだけど。結構新しい池澤夏樹阿部和重保坂和志の小説も100円で買えた。で、松尾スズキのこの小説を読む機会をやっと得たわけだが、この人は本当に凄い。これだけポップでいながら剛健な内容、さすが。けど、2度、3度読みたい小説ではない。映画も未見なので近々観たい。そう言えば、山岡徳貴子が岸田戯曲賞から洩れてしまった。宮沢章夫もブログで少し書いていたが、とても残念である。戯曲読んでないけど、舞台作品を実際に観て素晴らしかったし、前年度受賞の「生きてるものはいないのか」より個人的に素晴らしかったんだよ。

クワイエットルームにようこそ (文春文庫)

クワイエットルームにようこそ (文春文庫)