舞台をそろそろ観ていきたい

家のすぐ近くに床屋があるのだが、いつも店頭で明らかにオーナーの趣味と思われるレコードが販売されている。売れているのだろうか、一番手前のFunkadelicは不動である。今日はいつもの販売はなく、店内からマイコーのレコードが窓に立て掛けられていた。そういえば、昨夜中央線沿いでもマイコーが壁に描かれていた。


最近観た舞台
『五人姉妹』:ニブロールの本公演ではないが、矢内原美邦の作品を初めて観る。何年越しだろう、多分4か5年越しだ。が、全体として面白くない。物語の分からなさ、そこは問題でない。空振った疾走感といった感じ。随所にグッとくるエレメントはあって、例えば中原昌也の音楽の後の5分くらいは抜群に良かった。矢内原美邦が演劇としてやりたい事がしっかり受け取れる時は良いのだけど、90分の作品全体でそれは持続しない。映像や音楽との連携もニブロールの方が良いのだろう。高嶺格の舞台作品の良さを思い出していた。
挟み込みチラシの多さに絶句してしまう。関西でもウンザリしていたが、ひどい量、である。これは本当に良くない。しかし、観たい舞台がいっぱいあることは分かった。