扇風機の要らない夜

家は結構風通しが良いのだ。
朝も夜も涼しくなってきている。アイスコーヒーよりホットコーヒーを飲む量が増えてる。もう8月も終わりだものな。んー、何故か投票用紙が届かない。住まいが中野区の端っこなので、お隣の杉並区の選挙カーとダブル広報である。そこに光化学スモッグ注意報のアナウンスカーが紛れていたりする。この注意報のアナウンスを初めて聞いた時は、東京はやっぱり凄いなと感心しつつ妙に焦ったものだ。焦って、俯いて早歩きしていたものだ。調べてたら、実は結構全国各地で発生しているよう。大阪では聞いたことなかったなー。
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200807/5.html


最近読んだ本
『ニッポンの思想』:この本の面白さは、思想の専門家ではない佐々木敦の立ち位置に因るところが大きい。本書における姿勢が、あとがきで端的に書かれている。
僕は自分が「書き手=送り手」というよりも、まずひとりの「読者=受け手」であるということに、ある種の確信めいた強い自負の意識を抱いており、その意味において生じる責任は引き受ける覚悟があるし、これまでもそうしてきた。だから本書に書かれた内容は、素人の恣意的で無責任な感想とはやはり違うものだし、その中で自分が下している判断や主張にも自信を持っている。「ゲームボード」には乗らないが、絶対安全な「観客」に居座って、あげくに「逃走」しようとも思っていない。
渋谷のブックファーストで購入したのは先々週で、購入後に新書コーナーで1位に飾られているのを見て驚いたのだが、一昨日行ったら2位に留まっていた。売れるんだなー。

ニッポンの思想 (講談社現代新書)

ニッポンの思想 (講談社現代新書)