走って観る②

昨日、上々な記録で駅伝を走り終えた。3.3キロを11分20秒。急ピッチで仕上げた為に残った筋肉疲労が不安要素だったが、今出せる力は出し切れた満足感がある。ロードを走った後に中継地点である競技場に戻ってきてラストを走るのはとても気持ちが良かった。晴天にも恵まれていたし、久しぶりにタータンを走るのは、いいな。3月に関西で最後のレースを走るか検討しよう。


最近観た映画
「シティ・オブ・メン」:映画館に観に行かずじまいだった作品の待ちに待ったDVD化。二人の青年の友情という「シティ・オブ・ゴッド」とは異なる視点でファヴェーラを舞台にした濃密なストーリーが撮られている。大きかった期待は全く裏切られなかった。

「リトル・ランナー」:駅伝前日にモチベーションを高めようと観賞。問題ばかり起こしていた少年の成長していく姿にとても感動していた。14歳でボストン・マラソン準優勝というあり得ないストーリーにもかかわらず、深い感動を喚起するのは、監督自身のマラソン・ランナー経験が大きいのでは。冬の寒さでランニングに出るのが億劫になっている人にお勧め。
リトル・ランナー [DVD]

リトル・ランナー [DVD]

ぜんぶ、フィデルのせい」:タイトルからカストロに関する話がいろいろ出てくるのかと思いきや、そんなことはなかった。70年代のフランスを舞台に、一人の少女の視点でユニークに共産主義ウーマンリブ等の様々な運動の動向を展開させていき、かつ周囲の大人たちの様々な意見を見聞きしながら成長していく少女の姿を映し出す手法は、最後まで興味深く映画を観続けさせてくれた。この監督の今後の作品は楽しみだ。同じサラブレッドの女性監督、ソフィラ・コッポラより断然期待できる。
ぜんぶ、フィデルのせい [DVD]

ぜんぶ、フィデルのせい [DVD]