大阪を発つ準備が進んでいく

UCA

昨日、会社に退職願を提出。先週、不動産に家の解約通知書を提出。気持ちと金銭の準備は整わない。


小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt展を観る@TOTOテクニカルセンター大阪
一昨年の暮れにギャラリー・間でこのCAt展を観て以来、嬉しい巡回展である。その時は、ホーチミンシティ建築大学の模型等を観て心躍ったのを覚えている。このプランがとても好きなのだ(下の写真がそのHUA。右は中央アジア大学の図書館)。建築の道を志すことにした今では、前回以上に模型に見入っていた。ギャラ間で観た時はもっと内容にボリュームがあった気もするが…、展示スペースの違いか、あるいは僕が本で読んだ内容と混同しているのかもしれない。来月も安藤忠雄の巡回展がここで開催されるのは楽しみ。あのようなスペースがあるのなら、他の展覧会も巡回があってもいいのにと思うのだが、経費とか対効果とかいろいろ問題はあるだろうな。
    

CULTIVATE(カルティベイト)

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最近読んだ本
ネットカフェ難民と貧国ニッポン」

ネットカフェ難民と貧困ニッポン (日テレノンフィクション 1) (日テレBOOKS―日テレノンフィクション)

ネットカフェ難民と貧困ニッポン (日テレノンフィクション 1) (日テレBOOKS―日テレノンフィクション)

浅はかにも東京での生活はホームレスから始めてやると思っていたので、現状を学ぶためにも読んだ本。ネットカフェ難民の生活の実態や、日雇い派遣ゼロゼロ物件等の貧困ビジネスの問題と状況を変えていこうとするNPO法人「もやい」の活動等が、事細かに記されている本著は多くの人に読んで欲しいと思う。後半に、「自己責任」という考え方の問題について、大手企業に勤めているような成功者たちは、無自覚に自己責任論で物事を考えてしまうという著者の指摘は痛切である。周囲と話していて実感することはよくある。この本でよく出てくる「もやい」の代表の湯浅誠、僕が持っている本の中でどこかに出てきたと思って探していたら、川俣正との対談だった。この「ネットカフェ難民〜」を読んだ後に改めてこの対談を読むと、この二人がどういう立ち位置で活動しているかがもっと分かってくる。
通路

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最近観た映画
SUPER 8

SUPER 8 [DVD]

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この楽観的で勢いのある異質な音楽ロードムービーはただただ面白い。演奏自体凄いのだが、内容のごちゃ混ぜのはっちゃけぶりはエミール・クストリッツァがメンバーで参加していないと難しいだろうなー。エミール・クストリッツァ&ノー・スモーキング・オーケストラが去年来日していたことを知らなかった…、観たかった。映画のラストで流れているアコーディオンの曲、あの曲名を知っている人はいないでしょうか?良い曲です、CDが欲しい。左下の動画の最後に流れている曲。