旅のマッピングが進んでいく
マッピング作業が予想以上に楽しくて、気づいたら東京までの道のりが結構出来上がっているじゃあないか。企画倒れにならないように、これ以外の準備をいろいろ進めないと。やらなくちゃいけないことは結構あるんだ。
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伊豆半島の南の方にひょこんと立っているアイコン、伊豆の長八美術館を訪れるか悩んでいる。こんな南の方にあったら、もうこれは伊豆半島一周したくなってしまうじゃないか。しかし、一周して熱海に辿り着いておきながら、そこから敢えて御殿場の倫理研究所富士高原研修所に向かう気が起きるのか。けど、石山修武設計のこの美術館訪れてみたいんだ、藤森照信も薦めていたんだよ。けど、事前予約必要なんて言われたら御殿場行きたくなってしまう、内藤さんの設計が観たいんだよ。とりあえず、建築MAPには結構お世話になっている。中部版が発刊されるのを願うばかり、TOTO出版頑張ってください。愛知県東部が全然分からないんです。
- 作者: ギャラリー間
- 出版社/メーカー: TOTO出版
- 発売日: 2002/10
- メディア: ペーパーバック
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最近観た映画:こんなに映画を観ている場合でもないんだが、借りてしまったものはしょうがない。
「永遠のハバナ」:友人からのDVDをプレゼントしてもらった、キューバ直輸入を焼いてくれただろうか。ハバナの街とそこで生活する人たちの光景が断片的に映し出されていき、ハバナの様々な表情が垣間見える。静かにたんたんと進んでいくものの、個々にとても美しいシーンが記憶に残っているし、一貫してカメラの視点が温かい。何とも言葉で形容できない終盤の夜のシーンは深い印象が残っている。「ブエナ・ビスタ〜」を観てる時とは違う感覚で、ハバナという街を訪れたくさせてくれる。ありがとう、誕生日プレゼントとして大事にします。
- 出版社/メーカー: Action Inc.
- 発売日: 2006/12/09
- メディア: DVD
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「パパは、出張中」:80年代のエミール・クストリッツァの出世作とのことだが、ほんとに凄い力作。エンドロール流れてる時にすげーな、とひたすら感心していた。50年代ユーゴスラヴィアの政治性の強いテーマでありながら、それに負けない(と言う表現もおかしいが)内容の充実ぶり。わずか30歳でこんな作品撮るなんて、すげーな。それと、ストーリーと直接関係ないが、ショックだったのは割礼のシーン。あんな大胆に切ってしまっちゃうのか…、そして施術者は医者ではなくて床屋だなんて。施術後の床屋の一言は忘れられない。それはウソだろ、と。
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2008/09/26
- メディア: DVD
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「ランド・オブ・プレンティ」:この映画はどうなんだろう、「パパは出張中」を観たせいだろうか。設定はすごく分かるし、9・11事件を題材に、多くの知識人やアーティスト達がアクションを起こしたように、ヴェンダーズが映画作品を撮ろうとした気持も分からんでもないが、敢えてフィクションで撮っておきながらここまでむき出しにされると戸惑ってしまう。そんなに分かりやすく撮らないと21世紀の映画は駄目なのだろうか。ヴィム・ヴェンダーズの作品をそこまで観ていないが、こういう作品を撮る印象は今まで全くなかったので驚き。「アンダーグラウンド」以降、メッセージ性を排除していってるエミール・クストリッツァとは対照的に感じられた。
ランド・オブ・プレンティ スペシャル・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: アスミック・エース
- 発売日: 2006/05/12
- メディア: DVD
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