晴れた日が続く

秋晴れが気持ち良い日々だ。バイトに向かう10〜11時に家を出た時の気持ち良さ、心地よい陽射しと気温。会社勤めしていた頃には感じ得なかった感覚である。


最近観た展覧会
大友良英 「ENSEMBLES 09 休符だらけの音楽装置」@旧練成中学校:自転車で迷いながらも会場へ。運動場として利用されていた屋上が展覧会場だが、夜を迎えた旧中学校の屋上の様々な箇所に設置されたサウンドインスタレーション。会場に入って光が灯された作品群を目にした瞬間に心がワクワクした。Vacantで観た「without records」は、休符にもある種の緊張感があったが、屋外での展示ということで、心地よい休符と言おうか、自由度の高い空間が気持ち良い。遠くにも響く音、近付いて耳を澄ませないと聞こえない繊細な音、一定のリズムで発せられる音、不定期に鳴り出す音、様々な不思議な音がいろんな場所から時間の経過と共に聞こえてくる。夏に京都で観た梅田哲也の作品に近いものが多いだろろうか、それらの音を発する楽器化したモノ達の視覚的な楽しさがこの作品を一層面白いものにしている。それと、外部からの音(飛行機の通り過ぎていく音、バスケをやっていた2階の体育館から漏れてくる音)が、この空間をより一層魅力的なものにしている。いやー、良い作品です。


最近観た舞台
ソビエト』@座高円寺:90年代に公演したという作品を、今再演するということにどういう意図があったのか、改訂されたという内容を観てもまるで分からない。全く分からない。観賞後に、鬱憤を晴らすがごとく飲み語らったことだけが刺激的であった。いろんな人がいるよ。現代において演劇で何ができるのか、演劇人ではないが真摯に考えてみたいと思う。